【ハンガリー】オルバン首相の平和ミッションは成功とは言えない?
ハンガリーのオルバン首相は、7月5日にモスクワへの突然の訪問を終え、「任務完了」と発表しました。
しかし、この訪問は欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)、そしてウクライナの承認を得ていない単独行動でした。
訪問の3日後、ロシアはウクライナの複数の都市に対してミサイル攻撃を行い、キエフの子供病院を含む複数の場所を標的にしました。
これが示す通り、このミッションが平和をもたらすものであったかは疑問です。
オルバン首相はEU議会の現議長国として、EUを代表するかのような振る舞いをしていますが、プーチン大統領との実際の交渉においてEUが重要な役割を果たすことはなさそうです。特に、アメリカの大統領選やフランスの政治危機が中心課題とされている今、EUとの真剣な交渉をプーチンが行う可能性は低いでしょう。
なぜオルバン首相はプーチン大統領と個人的に会う必要があったのでしょうか?
それは、EU内での力の争いと、EUからの資金凍結解除を目指す彼の政治戦略が関係していると考えられます。
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