【ナミビア】恐竜以前の巨大古代生物、発見

ナミビアで、恐竜の前に約2億8000万年前に生息していた巨大な古代生物が発見されました。
この生物はサンショウウオのような姿をしており、当時の最強の狩人の一つでした。

この生物は「Gaiasia jennyae」と名付けられ、体長は約2.5メートル。
巨大でトイレの座席のような形の頭と、鋭い連結した歯を持っていました。冷たい沼や湖に潜み、口を開けて近づく獲物を待ち伏せていました。

頭蓋骨の長さは約60センチメートルで、その顎の構造から、大きな獲物を捕らえる強力な噛みつきができたと考えられています。
研究チームは頭蓋骨の断片やほぼ完全な背骨を含む4つの不完全な化石標本を発掘しました。

この発見は、今まで主にヨーロッパや北アメリカの古代熱帯湿地の化石から得られていた初期陸上動物の進化についての知識を大きく広げるものです。

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