【ウクライナ】北朝鮮兵士の偽造IDを発見

ウクライナ特殊作戦軍は12月22日、北朝鮮兵士とされる遺体から発見した偽造されたロシア軍のIDをTelegramで公開しました。
IDにはロシア語で「リ・デヒョク」と手書きされた名前が記載され、弾痕と思われる穴が確認されました。
さらに、3人の北朝鮮兵士の遺体とともに、偽造された3枚の身分証も見つかりました。

ウクライナ軍はこれらのIDについて、写真や公式印がなく、出身地がすべてロシアの元国防大臣ショイグ氏の故郷「トゥヴァ」と記載されている点から、明らかに偽造であると指摘しました。
IDの署名欄に記された手書きの名前も異なる種類のペンで書かれており、北朝鮮兵士の正体を隠すための工作だと結論づけています。

また、捕虜となったロシア兵士は、北朝鮮兵士について「理論知識が乏しいが訓練されている」「武器の扱いが雑で危険」と証言しており、戦場での問題が明らかになりました。
一部ではロシア兵から北朝鮮兵士に対する不満が高まっているとの報告もあります。

ウクライナ軍は北朝鮮兵士の犠牲者が1,100名を超えると発表し、北朝鮮が追加派遣を計画している可能性を指摘しました。
これにより、ロシアと北朝鮮の連携が戦争の背後で強まっている実態が明らかになりました。

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