【モンゴル】ゼロから新首都を建設する計画発表

モンゴル政府が、ウランバートルの都市問題解決と未来志向の「スマートシティ」を目指し、古都カラコルム近郊に新首都を建設する壮大な計画を発表しました。
ウランバートルでは交通渋滞や大気汚染が深刻化しており、新都市の建設はこの課題解決の鍵と見られています。

「新カラコルム」は世界中から集められたデザイン案をもとに、効率的な交通インフラや広大な緑地、再生可能エネルギーの活用を中心に設計されます。
エネルギーの70%を再生可能資源から供給する構想が掲げられ、エコ都市としても注目されています。
また、首都機能移転により、政府機関もここに集中し、国内外の投資も促進される見込みです。

一方で、この計画には巨額の投資が必要とされ、国民の間では慎重な声も。
特に、モンゴルが他国からの資金や技術に依存しなければ実現が難しい点や、歴史的遺産の保護と新都市開発のバランスも課題とされています。
果たして「新カラコルム」がモンゴルの未来を切り拓く象徴となるのか、注目が集まっています。

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