【ベルギー】ベルギーの最新埋葬トレンド!火葬が主流に
11月1日はキリスト教の聖人を称える「万聖節」です。
ベルギーのフランドル地方では、この日に家族や友人が亡き人の墓を訪れ、花やキャンドル、小さな贈り物を供える習慣があります。
しかし最近では、火葬された遺灰を納める「コロンバリウム(納骨堂)」が注目を集めています。
現在、フランドル地方の78%の人々が火葬を選ぶようになっており、遺灰は自宅に保管したり、海に撒いたりすることも可能です。
一方、ブリュッセルやワロン地域では火葬の割合が約50%にとどまります。
これには宗教的な要因や火葬場の少なさも影響しています。
また、アントワープでは「自然葬」と呼ばれる埋葬方法も広がりつつあります。自然葬では、遺灰を森に撒き、バイオ分解性の壺を使うなどして、自然と一体になることを大切にしています。