【サウジアラビア】巨大な黄金のキューブ「ムカーブ」建設開始

サウジアラビアは、首都リヤドで高さ、幅、奥行きが各400メートルに及ぶ巨大な黄金のキューブ「ムカーブ」の建設を始めました。
完成すれば世界最大級の建造物になると期待されていますが、その見た目がメッカのカアバと似ていることから、賛否両論が巻き起こっています。

この「ムカーブ」は、リヤド北西部19平方キロメートルにわたる大規模な開発プロジェクト「ニュー・ムラッバ」の中心的な存在です。
サウジアラビアの歴史あるナジド地方の建築様式を取り入れ、伝統と革新が融合したデザインとなっています。

さらに、このプロジェクトには総額50億ドルが投じられ、10万軒の住宅、商業施設、ホテル、オフィス、娯楽施設などが組み込まれる予定です。
ムハンマド皇太子が進める「ビジョン2030」に基づき、サウジアラビアの国際的なイメージを一新し、多様な経済基盤の構築を目指しています。

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