【北朝鮮】米韓軍事演習に激しい非難
北朝鮮は、米国と韓国が初めて実施する空軍の共同演習「フリーダムフラッグ」に対し、激しい批判を展開しました。
北朝鮮外務省の関係者は、この演習が「非常に危険な軍事挑発行為」であり、北朝鮮に対する「先制的かつ予測できない攻撃」を狙っていると非難しました。
さらに、北朝鮮はこの演習を通じて米国が韓国の「敵対的行動」を煽り、朝鮮半島全体を「制御不能な状況」に追い込んでいると主張しています。
この「フリーダムフラッグ」演習には、米韓両国だけでなくオーストラリアも参加しており、2週間にわたって実施される予定です。これまでの「韓国飛行訓練」や「警戒防衛訓練」に代わる形で、新たな戦術訓練として注目されています。北朝鮮側は、米国が韓国による北朝鮮向けビラ配布を支援し、戦略兵器を展開することで、地域の緊張をさらに悪化させていると非難しました。
北朝鮮はもし望まない事態が発生すれば、その責任は朝鮮半島の緊張を高めた米国にあるとし、米国に対し強い警告を発しています。