【マレーシア】民間社員、食費高騰に悲鳴
民間部門の従業員たちは、給与の増加が生活費の高騰に追いつかないと感じ、不満を抱いています。
IT営業のアーマッドさん(30)は、収入の約30%を食費に費やしており、食事の価格が大幅に上昇していると語ります。
5年前に6リンギット(約210円)だった食事が、今では9リンギット(約313円)に上がり、給料の上昇率と釣り合っていないとのことです。
また、ストア管理者のタークニーさん(25)は、食材の価格が高騰し、飲食店がそのコストを価格に反映させざるを得ない状況に直面しています。
彼女は、政府が新しい政策を導入し、生産コストを下げることで、給与の引き上げよりも食費を減らす方が全体に利益をもたらすと考えています。
さらに、配車サービスのユヒシャムさん(47)は、車の維持費が大きな負担で、月に1,000リンギット(約35000円)未満の収入しか得られないと述べました。
一方で、セールスマンのリムさん(34)は、食費が1,500〜2,000(約5万2千円から7万円)リンギットに達しており、生活費の上昇に対して給料の増加が追いついてほしいと希望しています。