【メキシコ】初の女性大統領シェインバウム氏が就任
メキシコで初の女性大統領、クラウディア・シェインバウム氏が10月1日に正式に就任しました。
彼女はメキシコ市の元市長で、科学者としても知られています。
約200年にわたるメキシコの独立の歴史の中で初めての女性大統領となりました。
62歳のシェインバウム氏は、選挙で約60%の得票率を記録し、最有力対抗馬であったショチル・ガルベス氏に大差をつけて勝利しました。
彼女は前大統領ロペス・オブラドール氏の後継者として、彼の政策を継承することを約束していますが、データに基づいた判断を重視し、独自のリーダーシップを発揮することが期待されています。
シェインバウム氏の大統領就任は、メキシコにおける女性の政治参加の大きな進展を象徴しています。
しかし、女性に対する暴力や不平等が根強く残る現状をどう改善していくかが、彼女に課された大きな課題となっています。