【日本】大阪・関西万博で展示される「火星の石」

来年4月、大阪・関西万博では、南極で日本の観測隊により発見された「火星の石」が初めて一般に公開されます。この隕石は、2000年に南極で見つかり、その後の分析で火星から飛来したことが確認されました。重さは13キロで、ラグビーボール程の大きさですが、これは火星由来の隕石としては世界最大級です。

また、この隕石には水と反応してできる成分が含まれており、火星に水が存在した可能性を示しています。これは生命の起源や水の存在に関する重要な手がかりとされています。1970年の大阪万博で展示された「月の石」と同様に、今回の「火星の石」の展示も大きな注目を集めることでしょう。

齋藤経済産業大臣は、この展示が万博のテーマである「いのち」に深く関わるものになると述べています。訪れる人々にとって、宇宙の神秘と地球外生命の可能性に思いを馳せる貴重な機会となるでしょう。

動画はこちら