【インドネシア】インドネシアと日本、保険制度で協力強化
インドネシアの保険機関BPJSケセハタンが、日本の協会けんぽの訪問を受け、保険制度についての協力を強化しました。
この訪問には日本国際協力機構(JICA)も参加しており、両国間の医療保険管理の経験を共有しました。
BPJSのムンディハルノ氏は、インドネシアは10年で国民皆保険を達成し、日本の36年、ドイツの127年と比べて非常に早いと誇っています。
インドネシアは、人口の多さにもかかわらず、98%以上の国民が現在JKNプログラムに加入しており、この急速な進展は日本を含む多くの国々から注目されています。
BPJSケセハタンは、すでに全国で2万3千以上の一次医療施設と3千以上の高度な紹介医療施設と提携し、国民が医療を受けやすい環境を整えています。
さらに、遠隔地での医療アクセスを向上させるため、船上病院とも連携しています。
今後は、地域間サービスを拡大し、遠隔地の人々にも質の高い医療を提供する予定です。
また、BPJSケセハタンは協会けんぽと覚書を締結し、リスク管理や保険制度の運営に関する協力を進めていく計画です。