【タイ】喫煙者に“ガス室”対策導入へ
バンコクにあるモンクットワッタナー病院のリエントーン・ナンナー少将は、喫煙者を病院内で取り締まるための新たな対策として、電話ボックスを改造した“ガス室”を設置すると発表しました。
違反者はこのボックス内で自分の煙をすべて吸い込むまで閉じ込められます。
この電話ボックスは、元々コロナ対策用に寄付されたもので、喫煙者が他人に害を及ぼさず、自分自身にのみ影響を与える仕組みです。
ボックス内には煙を検知するセンサーが取り付けられており、煙が完全に消えると扉が自動で開く仕組みになっています。
これは、病院の他の来訪者や患者を受動喫煙から守るための対策です。
リエントーン少将は、以前は喫煙者に対して物理的に暴力を振るうこともあったが、今後はこの新たな方法で対処すると述べています。