【フィンランド】空気清浄機で子どもの健康と経済効果アップ
フィンランドの研究で、保育園や幼稚園に空気清浄機を設置すると、子どもたちの健康が良くなり、経済的にもプラスになることがわかりました。
ヘルシンキ大学の研究チームが、2つの児童施設で6カ月間調べました。
空気清浄機を置いた施設では、子どもたちが風邪やインフルエンザにかかるリスクが37~53%も減りました。
その結果、子どもの欠席が約30%減少し、親が仕事を休む日数も減りました。
研究者は「空気清浄機を使うと、子どもも大人も病気になりにくくなります。
そのため、仕事を休む人が減り、経済的な損失も減らせます」と説明しています。
フィンランドでは、従業員が1日病気で休むと、会社は約6万円の負担があります。
この研究結果は、子どもたちの健康を守りながら、経済的なメリットも得られる可能性を示しています。