【韓国】韓国のタクシー運転手に固定給制度を導入
韓国では2019年にタクシー運転手の固定給制度が導入されました。これはタクシー運転手を保護するための措置とされ、事故リスクの増加を招く過重労働を防ぐためです。
固定給制度では、企業所属のタクシー運転手は週40時間以上働き、月給200万ウォン以上を保証されます。しかし、この制度に対しては運転手からの反発も多いです。
「努力すればもっと稼げるのに、なぜ給料制度を導入するのか?」との声が上がっており、実際に給料が下がることを危惧しています。
2022年の調査では、7,414人の企業所属タクシー運転手のうち43.4%が現行の歩合制を支持しており、給料制を好むのはわずか8.7%でした。
また、タクシー業界は過去5年間でタクシーの数が20%減少し、運転手も31%減少しています。これにより、企業タクシーの稼働率は30%にまで落ち込んでいます。
運輸専門家は、タクシー業界の競争力が低下していると警告しており、業界の生存が危ぶまれています。
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