【アルゼンチン】アルゼンチンの食糧事情と貧困問題の深刻化
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスにある食堂の長蛇の列が、貧困率が今年の初めに55%に達したことで日に日に長くなっています。
この食堂はViviana Rodríguezさんが管理しており、国の援助が途絶えた今、地方政府からのわずかな支援だけが頼りです。
多くの高齢者やホームレスが食べに来るものの、食料は決して足りていません。
「この場所は持続不可能で、私自身も重度のストレスを抱えている」とRodríguezさんは語ります。
公的データによると、2024年第1四半期にはアルゼンチン人の5人に1人が極貧で、半数以上が貧困状態にありました。
食料を配るべきだとの裁判所の命令を政府が拒否し続ける中、食堂に食料が届くことはありません。
Rodríguezさんは、「政府は貧困を覆い隠すことはできない」と訴えています。
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