【アメリカ】山火事の煙が脳健康に及ぼす影響
カリフォルニアでの山火事の煙が、60歳以上の住民の脳健康に与える影響を調べた研究が発表されました。
この研究では、煙に含まれる微細粒子(PM 2.5)が増えると、認知症のリスクも増大することが分かりました。
特に、PM 2.5の濃度が1マイクログラム増えるごとに、認知症の診断率が21%も増加することが示されました。
この結果は、消防士にとって非常に懸念されるもので、彼らは一般の人々よりもはるかに高いリスクに晒されています。
消防士は、火災現場だけでなく、様々な有害物質にも日常的にさらされており、これが脳の病気や他の健康問題を引き起こす原因となっています。
炎や有害物質に長期間さらされることは、認知症をはじめとする神経変性疾患のリスクを高めると考えられています。
PM 2.5は肺の奥深くに入り込み、血流に入ることで炎症を引き起こし、心臓病やアストマ、そして今回明らかになった認知症といった健康問題につながります。
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