【世界】10代女子に高まる暴力の危険
世界保健機関(WHO)による最新の調査で、十代の女子約4分の1が交際相手や配偶者から身体的または性的暴力を受けている事実が明らかになりました。この調査は、世界154の国と地域で15歳から19歳の女子数千人を対象に実施され、約24%が親密なパートナーから暴力を経験していると回答しています。
特にオセアニアのパプアニューギニアでは49%、アフリカのコンゴ民主共和国では42%と、暴力の発生率が高い地域がある一方で、欧州では最も低く10%でした。WHOの研究者は「教育アクセスの制限や法の不平等が暴力を助長している」と指摘し、これらの問題に対する世界的な対策と支援が急務であることを強調しています。