【アルゼンチン】紙の書籍はわずかな人が買える贅沢品に
アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた書籍フェアでは、地元の出版業界の現状が浮き彫りにされました。
ペソの大幅な切り下げにより、生活費が高騰し、本の価格も急上昇しています。
ある女性は、かつて月に2冊以上の本を購入していましたが、今では特定のタイトルのみを分割払いで購入するほどです。
アルゼンチンのペーパーメーカーは、国際価格よりも高い価格を設定しており、出版業界はさらに圧力を感じています。
このため、本の生産コストが上昇し、市場での価格も増加しています。
政府は出版業界の支援をほとんどしておらず、独立した書店を保護する法律も廃止されかけています。
このような状況の中でも、出版社や書店は苦境に立ちながらも、アルゼンチンの豊かな文学文化を守るために奮闘しています。
多くの市民は、高騰する生活費に圧迫されながらも、読書を続ける方法を見つけ出しています。
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