【北朝鮮】技術者を農場に派遣、評価次第で党員入りだが不安も

北朝鮮の平安南道では、3月から工場や企業の技術者で構成された小規模チームが農場に派遣されています。
これは農村部で使用されるトラクターや植樹機の運用能力を向上させる措置の一環です。
技術者は、朝鮮労働党への推薦が見込まれる労働者から選ばれ、トラクターやその他の農機具の修理や操作能力に基づいて政治的に評価されます。

しかしながら、技術革新チームとして派遣された労働者の中には、党員としての地位を得ることなく農場に留まることを心配する声が上がっています。
特に、ある40代の男性労働者は、農場での作業が長引くことで、その身分が労働者から農民に変わり、子供たちまでもが農村での生活を余儀なくされるかもしれないと懸念しています。
他の派遣労働者からも、労働党が労働不足を補うために労働組合を利用しているのではないかという不安の声が挙がっています。

#北朝鮮 #技術者派遣 #労働党 #農村生活 #政治評価 #国際ニュース