【中国】葬儀学科を志望する若者たち
中国で「葬儀学科」を選ぶ若者が話題です。
北京の中国民政大学が6月に設置したこの学科では、初年度で約150人が入学しました。
合格点数は他の学科より20~30点高く、競争率の高さが注目されています。
背景には、高齢化社会や生命教育の普及があり、葬儀業界は社会的な需要が拡大しています。
特に、中国の葬儀業界へのしっかりした規制により職業のイメージが向上し、「必要不可欠な社会サービス」と見直されました。
また、ユニークな動画や就職の良さも若者の関心を集めています。
専門的な技術だけでなく、遺族の心に寄り添う能力が求められるこの業界は、新しい視点で生命や死を学ぶきっかけを提供します。
葬儀学科の設立は文化的価値を広める役割も果たし、若者たちがこの道を選ぶ理由となっています。