【日本】佐世保を水陸両用作戦の拠点に強化
日本政府は、佐世保市を自衛隊の水陸両用作戦の拠点として強化する方針を打ち出しました。
中国の海洋進出を背景に、離島防衛と奪還の能力向上が目的です。
防衛省は、陸上自衛隊の「水陸機動団」と海上自衛隊の新編成「水陸機動・機雷戦群」を統合運用する計画を進めています。
「水陸機動団」は、佐世保の相浦駐屯地を拠点に約1,800名が配備されており、上陸作戦を主とした即応部隊です。
一方、「水陸機動・機雷戦群」は、既存の機雷戦部隊を再編し、2026年3月までに佐世保で発足予定です。
さらに、南西諸島を含む約1,200kmの島々への迅速な対応を目指し、海上自衛隊の艦艇運用も再編されます。
2029年には佐世保に大型艦船用の施設が完成予定で、輸送艦や護衛艦の活動が強化されます。
また、佐世保は在日米軍の水陸両用部隊とも連携する重要拠点です。
日米共同で離島防衛や緊急対応に取り組む体制が一層求められます。
日本、佐世保を水陸両用作戦の要として強化。
南西諸島防衛に向け、陸海自衛隊の新編成部隊を2026年までに設立予定。
日米共同作戦も強化へ。