【世界】核の冬を生き抜ける最も安全な国は?
核の冬が訪れると、爆発で命を失うだけでなく、食料供給の崩壊や寒冷化が地球を覆います。
そんな過酷な環境でも生き延びられる国がどこなのか、研究が進められました。
最新の研究によると、オーストラリアとニュージーランドが核の冬を生き抜くための条件を最も満たしていると判明しました。
オーストラリアは豊富な食料供給とエネルギーの自給率の高さ、強固なインフラが評価され、特に「数千万人を養える食料の余裕」が注目されました。
ニュージーランドも安定した農業生産と強い社会的結束が評価されていますが、国際貿易が途絶えた場合の影響が懸念されています。
また、北半球に比べ、南半球の島国は寒冷化や放射能汚染の影響が軽減されるとの分析もあります。
研究者たちは、特に南半球の孤立した島国が、技術的な社会を維持しながら地球規模の回復を先導する可能性が高いと指摘しています。
核の冬という最悪の事態を想定したとき、こうした国々が希望の地として注目されているのです。