【ロシア】反戦僧侶、米国で語る平和の願い

ロシア・ブリヤート共和国の僧侶、バルダン・バザロフ氏は、反戦の立場を貫きロシアを離れた数少ない宗教指導者の1人です。
彼はプーチン政権のウクライナ侵攻に反対し、その信念を貫くためアメリカへ亡命しました。

バザロフ氏は子どもの頃から戦争を否定し、平和を重んじる考えを持っていました。
しかし、クリミア併合以降の反ウクライナ感情の広がりと、政権の攻撃的な政策に違和感を覚えたと語ります。
侵攻開始後、反対意見を自由に表明できない状況を見て、すぐに国外脱出を決意しました。

彼のような立場を取る僧侶は一部で、ロシア仏教界の多くは戦争を支持しています。
これは歴史的な背景や国家への忠誠心によるもので、必ずしも仏教の教えと一致しないと指摘されています。
現在、彼はアメリカで新たな生活を送りながら、平和への道を模索しています。

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