【フィンランド】謎のタンカー、電力ケーブル破損事件の核心に
フィンランドとエストニアを結ぶ重要な電力ケーブル「Estlink 2」が突然断線。
背後にはロシアから来たタンカー「Eagle S」の関与が疑われています。
事件は、スウェーデン領海で通信ケーブルが切断された事件のわずか1か月後に発生。
この「Eagle S」はロシアの港から無鉛ガソリンを積み、クック諸島の旗を掲げる「影の船団」の一部とされ、輸出制限を逃れるための船舶と見られています。
現場を調査したフィンランドの警備艇は、「船の錨が紛失しており、ケーブル損傷との関連が濃厚」と発表。
さらに、乗組員への聞き取りも進められています。
一方、大統領は「ロシアの影の船団が引き起こすリスクに警戒を強める必要がある」と述べ、政府も注視を続けています。
この事件の真相は未だ闇の中ですが、フィンランドと周辺国の安全保障に重大な影響を与える可能性があるとして、世界が注目しています。