【ジンバブエ】蛆虫農業で未来を切り開く

ジンバブエ南東部のニャンガンベ地域では、干ばつにより主食のトウモロコシが壊滅的な被害を受けました。
そこで提案されたのが「蛆虫農業」。初めは多くの農民がこの奇抜なアイデアに抵抗しましたが、今では成功を収めています。

54歳のマリ・チョウムンバさんは、腐敗した有機廃棄物をエサに蛆虫を育て、鶏の飼料に加工しています。
1回の収穫で15kgもの蛆虫を得て、375kgの鶏用飼料を作成。
さらに、鶏や卵を販売し、収入を得ています。

この取り組みは環境にも優しく、廃棄物をリサイクルする画期的な方法です。
また、鶏の飼料費が約40%削減され、農民の負担が軽減されました。

黒ミバエの幼虫である蛆虫は高いタンパク質含有量を誇り、畜産業に革命を起こす可能性があります。
専門家や支援団体は、この技術の普及を進めています。

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