【中国】月面で卵型の家を建設!? 伝統技術が鍵に

中国の研究者たちが、月の土を使ったレンガと、昔ながらの木工技術「ほぞ継ぎ」を組み合わせて、月面に卵型の家を建てる計画を進めています。
この家は月の厳しい環境でも耐えられる設計です。

月面レンガは、月の土を高温で焼き固めて作られます。
これを「ほぞ継ぎ」のように組み合わせることで、頑丈で組み立ても簡単な構造になるそうです。
ロボットが作業を行い、3Dプリンターで接合部を強化するので安心。

家の形は卵を立てたような「卵殻型ドーム」です。
中は作業スペースと休息スペースに分かれ、軽くて頑丈、さらに断熱性もバッチリ。
月の昼夜で300度近く変わる温度差や、地震、放射線にも対応しています。

この計画には、アポロ計画や中国の嫦娥5号で得た月のデータが活かされています。
今は宇宙ステーションで月面レンガの実験が行われており、2025年には地球に持ち帰ってさらに研究が進められる予定です。

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