【サモア】手ごろな医療を求め、インドへ渡る家族たち

サモアでは、子どもたちの命を脅かすリウマチ性心疾患が大問題となっています。
親たちが症状を軽く見てしまうため、多くの子どもたちが重症化してから病院に運ばれる現実。
発見が遅れることで、命を救うために緊急手術が必要になることも少なくありません。

しかし、ニュージーランドでの治療費が約US$15,000もかかる中、インドではその半分以下のUS$7,000で手術が受けられるため、多くの家族が高額な医療費を避け、インドやフィジーへの渡航を選んでいます。

そんな中、政府が導入した「Manuアプリ」は、失われがちな患者情報を管理し、治療の見逃しを防ぐ新たな希望の光となっています。
さらに、若い医師たちが海外で学び、サモアに戻って医療を支える取り組みが進行中です。

地域社会に根付いた信頼を取り戻し、子どもたちが安心して暮らせる未来を目指す戦いは続いています。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次