【韓国】戒厳令宣言で深夜の買い占めパニック
火曜日の夜10時25分、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が戒厳令を宣言しました。
この突然の発表に、多くの市民が不安を抱き、食品や飲料水、生活必需品の買い占めに走りました。
軍事介入が生活に影響を及ぼす可能性を懸念し、深夜のショッピングが急増しました。
コンビニエンスストアでは、インスタント食品や缶詰が売り切れになる店舗が続出。
あるコンビニチェーンでは、わずか2時間で缶詰の売り上げが前日比75.9%も急増しました。
他にも飲料水が37.4%増加、インスタント麺が28.1%増加するなど、生活必需品が次々と消えていきました。
ネットショッピングでも同様で、人気検索キーワードに「飲料水」「米」「インスタント麺」などが急浮上。
「明日の生活が不安」と語る消費者が多く見られました。
また、SNSでは買い占めの様子を投稿する人々が目立ちました。
「家族のために1週間分のインスタント食品を購入しました」や「赤ちゃん用の粉ミルクとおむつを急いで確保しました」といった声が広がり、国民の不安が伺えます。
この買い占めは特に都市部や住宅地で顕著で、50代や60代を中心に行われていると報告されています。
この緊急事態は市民生活だけでなく、経済にも大きな影響を与える可能性があります。
戒厳令の詳細な影響が明らかになるにつれ、さらなる混乱が予想されています。
国全体が不安と緊張に包まれる中、冷静な対応が求められています。