【中国】美容整形手術中の27歳女性が死亡
中国天津市で、美容整形手術を受けていた27歳の女性、劉さんが亡くなる悲劇が起きました。
彼女はカフェオレ斑や神経線維腫症を治療するため、約10万元(約140万円)をかけて9回のレーザー手術を受けていました。
しかし10月21日、10回目の手術中に麻酔クリームが原因とみられるショックを起こし、その10日後に命を落としました。
手術中に強い痛みを訴え、一度治療を中断したこともあった劉さん。
しかし、病院側は「麻酔は適切に使用した」と説明しています。
一方、彼女の夫は「麻酔の量が過剰だった」と病院の責任を主張しています。
このニュースは中国のSNSで大きな反響を呼び、関連投稿はWeiboで5800万回以上閲覧されました。
「美を追求する代償が命では重すぎる」や「私立病院の安全対策が不十分」といった声が多く見られました。
美容整形業界では、法規に違反しているクリニックが全体の88%にも上るとの報告があります。
今回の事件は、業界全体の安全性や倫理観に改めて警鐘を鳴らしています。