【ロシア】新型極超音速ミサイル「オレシュニク」の脅威

ロシアのプーチン大統領は、新型極超音速ミサイル「オレシュニク」(ハシバミの木の意味)をウクライナへの攻撃で使用したことを明らかにし、今後も試験を続け、量産体制を整える考えを示しました。
このミサイルは、迎撃が不可能とされる最新兵器です。

オレシュニクは、マッハ10以上の速度で飛行し、複数の弾頭を独立して誘導する能力を備えています。
ウクライナの都市ドニプロへの攻撃では、約800kmを15分で飛行し、正確に目標を破壊しました。
ロシアはこの兵器を「非核型」の構成で運用しましたが、核弾頭を搭載することも可能です。

このミサイルの脅威はその射程にもあります。
専門家は、オレシュニクが最大5,000kmの距離をカバーでき、ヨーロッパ全域を射程に収めると指摘します。
また、同時に複数の弾頭を目標に到達させる技術は「非常に効果的」と評価されています。

しかし、量産には高コストや技術的な課題があるとされており、現在は試作段階にとどまっています。
それでもロシアがこの兵器を実戦投入したことで、国際社会には大きな衝撃を与えています。
今後の動向が注目されるでしょう。

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