【韓国】ヒョンデ工場で研究者3人が窒息死
韓国・蔚山のヒョンデ自動車工場で、車両性能試験中に研究者3人が窒息死する悲劇が起きました。
死亡したのは、ヒョンデの研究者2人と下請け会社に所属する研究者1人です。3人は試験室内で意識を失った状態で発見され、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
事故の原因は、密閉空間で発生した有毒ガスによる窒息と推測されています。警察は正確な原因を調べるため捜査を進めており、遺体の解剖も依頼しています。さらに、労働省が「重大災害処罰法」の適用を含め現場検証を実施中です。同法では、死亡事故を起こした企業の責任者に厳しい処罰が科される可能性があります。
ヒョンデは、遺族への哀悼の意を表明し、再発防止に向けた徹底的な対策を講じると約束しました。今回の事故は、労働安全の在り方を見直す契機となるでしょう。