【北朝鮮】自由を奪われた北朝鮮市民たちのスマホ事情
北朝鮮では、政府による厳重な監視を避けるため、多くの市民がビデオ通話やファイル共有などの機能を使用せず、基本的な音声通話やゲームに限定しています。
特にビデオ通話は、高コストに加え、記念碑や歴史的施設周辺では規制が強化されています。
監視は中国との国境地域で特に厳しく、通話や携帯電話の検査も頻繁に行われています。
日常生活においても、警察に逮捕の口実を与えないよう、細心の注意が求められます。
多くの北朝鮮市民は、面倒を避けるために問題を招きかねない機能を利用しないことを選択しています。
若者の間では、他国のように自由に通話や閲覧ができない現状への不満も高まっています。自身のお金で購入した携帯電話にさえ自由に触れられないことに対する不満が募っています。