【中国】南シナ海で初の2隻空母編隊訓練実施
中国海軍の空母「遼寧」と「山東」が、2024年秋に南シナ海で初の2隻編隊訓練を行いました。
この訓練は実戦を想定したもので、連携した作戦能力の向上を目指しています。
訓練には駆逐艦や護衛艦、補給艦を含む11隻の護衛艦が参加し、複数の戦闘機も編隊上空を飛行しました。
専門家は、この2隻の編隊は単に2隻が加わっただけではなく、より高度で複雑な任務を実行できると指摘。
各空母が異なる役割を担うことで、空中優勢の確保や対潜水艦作戦、対艦攻撃など、多様な作戦が可能となるとのことです。
中国海軍の2隻空母編隊の能力向上は、中国の海上防衛や主権・安全保障の強化に貢献すると見られています。
今後も訓練が続けられ、さらに高度な作戦展開が期待されています。