【北朝鮮】中国漁船が北朝鮮に拿捕、海域の危険な現状
北朝鮮の海上警備隊が先月、中国の漁船を拿捕し、乗組員6人を2日間拘束しました。
拿捕の背景には、中国の漁船が枯渇した自国の水産資源を補うため、北朝鮮の海域で頻繁に操業していることが挙げられます。
北朝鮮側はこの取り締まりを厳格化し、高額な罰金を課すようになっています。拘束された中国漁船も50万人民元を支払って解放されました。
中国の漁師たちは、北朝鮮との緊張が高まる中でも危険を冒して海に出ています。
しかし、拿捕や銃撃事件が相次いでおり、命の危険が増しています。一方、中国当局は北朝鮮海域での操業を控えるよう指示を出しているものの、違法乗組員などを乗せる漁船も後を絶ちません。
北朝鮮と中国の関係が悪化する中、今後も北朝鮮側の取締りは一層厳しくなるとみられ、海上の緊張が続くでしょう。