【オーストラリア】観光客が原因！カンガルーがゴミ箱で大ピンチ

オーストラリア・グランピアンズ地域で、観光客がカンガルーに餌を与えたことで、カンガルーがゴミ箱に頭を突っ込んで抜けなくなる事故が続発中です。
観光客はカンガルーに近づいてもらおうと、パンやサンドイッチを与えてしまうことが多く、その結果カンガルーがゴミ箱に残った食べ物を求めて「ゴミ箱ダイブ」をするようになっています。

地元の野生動物保護団体は、餌やりが動物たちにとって命に関わる危険を招くと警告しています。
食べ物が原因でカンガルーがケガをしたり、病気になったりすることがあり、また野生の動物たちの自然な行動が乱されてしまいます。

観光地では「餌やり禁止」の看板が立っていますが、法律で取り締まるのは難しいため、地域全体での教育や啓発活動が必要とされています。