【ドイツ】ドイツ軍、韓国のVISION 60を偵察目的で導入
ドイツ連邦軍が韓国の防衛産業大手LIG Nex1の四足歩行型無人地上車両(UGV)「VISION 60」を4台導入することが決まりました。
LIG Nex1は、もともと米国企業Ghost Roboticsが開発したこのロボットを2022年に買収し、現在は軍事用途を主に手掛けています。
韓国のLIG Nex1は、ミサイルやレーダーシステムをはじめ、さまざまな防衛装備を開発・製造する企業として知られています。
ドイツの日刊紙ヴェルトによると、連邦軍装備情報技術および運用支援局(BAAINBw)が、テューリンゲン州のロボティクス代理店を通じて4台を直接供給契約で発注しました。
このUGVは荒れた地形を移動可能で、最大3時間、時速約10kmの速度で活動します。連邦軍は偵察用に主に使用する予定です。