【韓国】50代・60代の元兵士が軍の人材不足を救う?

韓国では、深刻な兵力不足に直面しています。
少子化が進み、出生率は世界最低レベル。
昨年の出生数は23万人にまで落ち込み、このままでは20年後、毎年10万人しか兵役対象者がいなくなります。
これを受け、韓国国会国防委員会のソン・イルジョン議員は、50代・60代の元兵士を契約ベースで再雇用する法案を提案しました。

 
具体的には、彼らが警備や管理業務を担うことが想定されています。
兵力不足は、ROTC(予備役将校訓練課程)や下士官の募集にも影響を及ぼし、昨年は必要人数の半数しか確保できませんでした。
最新技術が進化しても、現場では人手が不可欠です。

また、北朝鮮との兵力差は深刻な脅威であり、統一の機会が訪れた場合、十分な人員なしでは北朝鮮地域の管理は困難です。
50代・60代の元兵士の多くは体力も知識も健在であり、彼らの愛国心も強いです。これにより、軍への再雇用が現実味を帯びています。

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