【ドイツ】BMWが中国EV関税に反対
ドイツの自動車メーカーBMWは、中国製電気自動車(EV)に対する高関税の導入に反対するよう、ドイツ政府に呼びかけました。EUが提案した関税は最大45%にも達し、10月4日に投票が行われる予定です。
BMWのオリバー・ツィプセCEOは、関税がドイツの輸出産業に打撃を与え、中国からの報復措置を引き起こす恐れがあると警告しています。BMWは、昨年中国に€26.3B(約$29.1B)相当の自動車と部品を輸出しました。
今回の関税案は、EU加盟国間で意見が割れ、決定が遅れている状況です。BMWは中国市場での大きな存在感を持っており、関税が導入されれば、同社に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
今回の措置が導入されれば、EU全体での経済への影響も懸念されています。