【オーストラリア】ギャンブル広告全面禁止を提言
オーストラリアは世界で最もギャンブル損失が大きい国です。
最近の報告書によると、政府はギャンブル産業を規制するのに甘く、これが損失を拡大させてきた原因とされています。
2020-21年には、オーストラリア人は$240億を失いました。成人1人当たりの損失は$1,635で、アメリカやニュージーランドを大きく上回っています。
損失の多くはパブやクラブに設置されたポーカー・マシンや、オンライン賭博によるものです。
2019年時点では、国民一人当たりのゲームマシンの数でオーストラリアを上回るのは、日本とマカオのみでした。
報告書は、ギャンブル広告の全面禁止を3年以内に実施するよう提言しています。
また、広告の部分的な禁止では効果がないと警告しており、ギャンブルの限度額を設けることを主張しています。
さらに、ギャンブルが家庭やコミュニティにも悪影響を与えている点が強調されています。