【北朝鮮】ビールの輸出強化で外貨稼ぎ

北朝鮮のキョンフンウンハス飲料工場が、ビールの輸出を通じて外貨を稼ぐために積極的な取り組みを始めました。
同工場は最近、瓶ビールや缶ビール、パッケージドラフトビールなど様々なビール製品を開発し、7月末から出荷を開始しました。

工場はビールの生産を大幅に増やし、2つの作業チームをビール生産に再配置しました。8月には会議が開かれ、出荷日を早めるよう働きかけられました。
これは、政府からの指示で、ビールの輸出を増やし外貨収入を拡大するためです。

輸出用のビールは国内消費用よりも安く設定されています。北朝鮮国内で1本4000ウォンのビールが、中国では約2000ウォンで販売されています。
これにより、外国人に北朝鮮のビールが安くて美味しいとの印象を持たせ、外貨収入を増やす狙いがあります。

工場のビールは品質も高く、北朝鮮当局からも高評価を受けています。今後も技術向上を求められており、民間のビール生産は厳しく制限されています。

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