【ミャンマー】中国がミャンマー情勢に関与、自国利益を優先

中国の外交部長・王毅は、8月14日にミャンマーを訪問し、ミャンマー情勢の解決に向けた新たな動きを見せました。
表向きは和平推進の姿勢を示しつつ、その裏には中国の利益が大きく関与しています。

王毅はミャンマー軍政トップ、ミン・アウン・フラインに対し、ミャンマーの安定と和解を支援すると約束しました。
外部からの干渉を拒否し、ミャンマーと中国の関係を悪化させないよう警告しました。

一方、中国はミャンマーとの国境付近で軍事演習を実施。特に少数民族の武装勢力に対して圧力をかけ、停戦を促しています。
しかし、これらの行動は、ミャンマーの人々にとって自国の問題を外部から操作されていると感じさせるものであり、不満を募らせています。

中国はミャンマーの軍政が崩壊し、国内が混乱に陥ることを恐れているため、軍事政権を支援していると言われていますが、その背後には中国の経済的利益を守る狙いがあるようです。