【北朝鮮】北朝鮮、米韓合同軍事演習に対抗し警戒強化

北朝鮮は、8月19日に始まった米韓の合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・シールド」に対抗して、国内の警戒を強化しています。
北朝鮮政府は、米韓合同軍事演習を侵略戦争のリハーサルだと主張し、国内の緊張を煽っています。
特に、国の指導者を称える像や歴史的な場所の警備が厳重になっているとのことです。

北部咸鏡省の情報筋によると、8月18日の命令に従い、警戒を強化しているとのこと。
市内の企業や工場からは、毎日2人が12時間交代で警備にあたっています。さらに、地域の自警団も、政治的な状況に応じて警戒を継続していると言います。

しかし、このような増加した監視と警備強化には、北朝鮮国民からの不満の声も上がっています。
40代の住民は、「家族の監視が厳しくなり、生活が一層困難になった」と訴えています。
また、50代の住民は、「警備を少しでも怠ると裏切り者扱いされ、多大な非税負担が課されている」と話しています。

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