【ナイジェリア】公務員の最低賃金が2倍以上へ
ナイジェリア政府は、生活費の高騰によりストライキをちらつかせる労働組合との合意に達しました。
新しい最低月給は70,000ナイラ(約44ドル)と設定されましたが、これは労働組合が要求していた額の6分の1です。
労働組合は50万ナイラ弱を要求していました。
経済状況を考えると「複雑な気持ち」で受け入れたと、労働組合の代表は述べています。
しかし、この新しい給与がすぐには実施されるわけではありません。
連邦議会が新しい法律を可決する必要があるためです。
政府の政策は、物価の上昇を招き、インフレ率は34.1%に達し、約30年ぶりの高水準です。
最低賃金は要求額にはほど遠いものの、州政府は支払いが困難だと訴えています。
ナイジェリアはアフリカ屈指の石油生産国でありながら、依然として世界で最も貧しい国の一つとされています。
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