【南米】2024年、40年で最悪の干ばつ危機
パンタナル、南米ボリビア、ブラジル、パラグアイにまたがる生態学的宝庫が、2024年に前例のない水不足に直面しています。
この地域は、40年で最悪の干ばつにより、豊かな生物多様性が脅かされています。
2019年以降、パンタナルは徐々に乾燥した状態が続いており、2024年にはパラグアイ川の水位が1メートル以下にとどまることが予想されています。
これは、通常の4メートルを大きく下回ります。
1月から4月の観測では、水没地域が前年の44万ヘクタールから40万ヘクタールへと減少しています。
専門家は、今後の条件が悪化する可能性があり、10月にはさらなる生態系の危機や火災の発生が懸念されています。
このような状況は、自然災害に対する脆弱性を高め、河川航行や生物多様性に依存する地元経済に影響を及ぼしています。
かつて豊かな水が様々な生命を育んでいましたが、その水は減少し、種や人々の生活に取り返しのつかないリスクをもたらしています。
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