【ブルガリア】古代ギリシャ神ヘルメスの大きな像発見
今週、ブルガリアの南東部、ギリシャとの国境近くで行われた発掘調査中に、古代ギリシャの神ヘルメスのほぼ7フィートの像が見つかりました。
この像は、古代ローマの下水道が掘られていた際、偶然に発見されました。
場所は、紀元前356年から339年にマケドニアのフィリップ2世によって創設された廃墟都市ヘラクレア・シンティカです。
紀元425年頃の大地震で都市のほとんどが破壊されましたが、その後も人々が戻り生活していた形跡があります。
しかし、500年頃には完全に人が住まなくなりました。
主任考古学者によると、このヘルメス像はローマ時代のギリシャ原型のコピーで、キリスト教が公式宗教として採用された際に異教の象徴が禁止されたため、下水道に埋められていたと考えられています。
ヘルメスは、旅人や商人の守護神として、また死者の魂を冥界へ導く役割も担っていました。
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