【韓国】佐渡金山の強制労働の歴史を省く日本に抗議

韓国は6月14日、第二次世界大戦中に朝鮮人が強制労働を強いられた佐渡金山のユネスコ世界遺産への登録申請で、
強制労働を含めた「佐渡金山の全歴史」を説明するよう日本に求めました。
これは、東京が国際的な勧告を受け入れ、申請の修正を行うことに合意した後のことです。

ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関である国際記念物遺跡会議(ICOMOS)は、佐渡金山の申請を日本に差し戻すことを勧告しました。
これにより、江戸時代以降に開発されたエリアを除外し、歴史全体についての説明を求めています。

韓国外交部の関係者によると、日本はこの勧告を受け入れ、申請から佐渡島の北沢浮選機場などの後期に開発されたエリアを取り除くことを検討しているとのことです。

「私たちは、佐渡金山の全体的な歴史についての説明がICOMOSの勧告にも含まれているため、日本がこの勧告を積極的に受け入れることを期待しています」と同関係者は述べています。
ユネスコ世界遺産リストへの掲載は、WHCの加盟国の3分の2以上の票が必要であり、最終的な決定は合意に基づいて行われるのが通例です。
今年、韓国と日本はWHCの21の回転メンバーの一部であり、佐渡金山の申請については7月にニューデリで開催される会議で決定される予定です。

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